2,494人を対象とした後ろ向き単施設研究で、フォトンカウンティングCT(PCCT)は従来のエネルギー積分型検出器CT(EIDCT)よりも膵嚢胞の検出率が有意に高かった:4.9%(49/1,009)対3.0%(44/1,485)、p = 0.017。
最も大きな差はCT血管造影で認められ、PCCTでは6.6%で嚢胞が検出されたのに対し、EIDCTでは0%だった(p < 0.001)。過去に従来のCT検査を受けた患者では、PCCTで検出された嚢胞が新たに報告される割合も高かった(40.7%対14.8%、p = 0.027)。
嚢胞の大きさにモダリティ間で有意差はなかった。全体として、PCCTは従来のCTと比べて膵嚢胞の検出率と視認性を高めることが示唆された。特にCT血管造影検査でその傾向が顕著だった。